自然の音だけの空間へ
こんにちは、荒重です。
中々最近パソコンも調子が悪く、
はてなブログも上手く使いこなせず
(前回の記事2回程丸々消えて心折れました。笑)、
やっと更新できるようになってきました。
京都二日目は少し足を延ばして、一乗寺にある詩仙堂と圓光寺へ行ってきました。
どちらも私の趣味にぴったりと合う場所で、
畳のお部屋から素敵なお庭を時間に捕らわれることなく、
見る事ができます。
詩仙堂は、竹藪の間を縫うように石段がひっそりとして、
そこを登っていくと庵のような場所が目の前に開けます。
徳川家に仕えた後、世の中のことから離れた石川丈山が
没年まで過ごした場所ということで穏やかな時間が流れています。
お庭には小さな池を魚が彩り、しんとした森の中に
滝の音と鹿威しの音が響き渡る、そして10月だというのに
季節を忘れたかのように鳴く蝉の声。
世間から切り離されたような感覚になる場所でした。
なんでもこの場所で書道教室が開かれているそうで、
そういうものを見ると京都に住んでみたいなと思います。
庭の先には、お茶室などもあって散策するのも楽しいです。
特に行く予定はなかったのですが、
中々駅から遠かったということもあって、
もうひとつくらいどこか見ておきたいと思って立ち寄りました。
そんな動機でしたが、大正解でした。
何かの番組で見た水琴窟に季節のお花が添えられていて、
涼やかな水の音が聞こえました。
ずっと聴いてみたいと思いつつも中々ないんですよね、この水琴窟。
木を打つ雨の音に聞き惚れながら、お庭を眺めるこの瞬間。
私にとってはとてもストレス解消になるんです。
東京にいると雨の音を聴くことはあっても、
絶対に何か車の走る音とか人工的な音が混ざってしまうもので、
雨や鳥の鳴き声など自然の音しか聞こえないところが
私の京都の好きなところでもあります。
話は逸れますが、私は日比谷図書館を利用することがあって、
夏は蝉時雨・・むしろ蝉豪雨位の音量の鳴き声がするのですが、
それは全然気にならなくて、寧ろ日比谷野外音楽堂で大音量で何かあると
頭痛がすることがあって、自然の音と人工の音は
音量は同じでもやはり何か違うんだなと思いました。
あまりにもゆっくりしていた為、途中から出口のある部屋で
読経が始まってしまい、この部屋に閉じ込められてしまうなんてことがあったり。笑
とても静かでいい場所なので、とてもお勧めです!
そういえば、いつも新幹線でここらへんかなと
思いながら探している関ヶ原ですが、
今回通ると「祝!関ヶ原映画化」という看板があって、
とてもわかりやすくなっていました!笑