自然の音だけの空間へ

 

こんにちは、荒重です。

 

中々最近パソコンも調子が悪く、

はてなブログも上手く使いこなせず

(前回の記事2回程丸々消えて心折れました。笑)、

やっと更新できるようになってきました。

 

 

京都二日目は少し足を延ばして、一乗寺にある詩仙堂圓光寺へ行ってきました。

 

どちらも私の趣味にぴったりと合う場所で、

畳のお部屋から素敵なお庭を時間に捕らわれることなく、

見る事ができます。

 

詩仙堂は、竹藪の間を縫うように石段がひっそりとして、

そこを登っていくと庵のような場所が目の前に開けます。

徳川家に仕えた後、世の中のことから離れた石川丈山

没年まで過ごした場所ということで穏やかな時間が流れています。

お庭には小さな池を魚が彩り、しんとした森の中に

滝の音と鹿威しの音が響き渡る、そして10月だというのに

季節を忘れたかのように鳴く蝉の声。

世間から切り離されたような感覚になる場所でした。

 

なんでもこの場所で書道教室が開かれているそうで、

そういうものを見ると京都に住んでみたいなと思います。

 

f:id:arasige:20171021212608j:plain

 

庭の先には、お茶室などもあって散策するのも楽しいです。

 

 

そして、そんな詩仙堂の近くにあった圓光寺

特に行く予定はなかったのですが、

中々駅から遠かったということもあって、

もうひとつくらいどこか見ておきたいと思って立ち寄りました。

そんな動機でしたが、大正解でした。

 

何かの番組で見た水琴窟に季節のお花が添えられていて、

涼やかな水の音が聞こえました。

ずっと聴いてみたいと思いつつも中々ないんですよね、この水琴窟。

 

f:id:arasige:20171021212616j:plain

 

木を打つ雨の音に聞き惚れながら、お庭を眺めるこの瞬間。

私にとってはとてもストレス解消になるんです。

東京にいると雨の音を聴くことはあっても、

絶対に何か車の走る音とか人工的な音が混ざってしまうもので、

雨や鳥の鳴き声など自然の音しか聞こえないところが

私の京都の好きなところでもあります。

話は逸れますが、私は日比谷図書館を利用することがあって、

夏は蝉時雨・・むしろ蝉豪雨位の音量の鳴き声がするのですが、

それは全然気にならなくて、寧ろ日比谷野外音楽堂で大音量で何かあると

頭痛がすることがあって、自然の音と人工の音は

音量は同じでもやはり何か違うんだなと思いました。

 

f:id:arasige:20171021212627j:plain

 

あまりにもゆっくりしていた為、途中から出口のある部屋で

読経が始まってしまい、この部屋に閉じ込められてしまうなんてことがあったり。笑

 

詩仙堂圓光寺一乗寺駅からは15~20分程歩きますが、

とても静かでいい場所なので、とてもお勧めです!

 

 

そういえば、いつも新幹線でここらへんかなと

思いながら探している関ヶ原ですが、

今回通ると「祝!関ヶ原映画化」という看板があって、

とてもわかりやすくなっていました!笑