渓谷にかかる橋の上で。
こんにちは、荒重です。
半月に渡る秋雨の締めくくりが、
超大型台風なんて、何だかRPGみたいですね。
そんな折、10月初旬京都旅行へ行ってきました。
この季節になると、秋の公開時期になるので、
普段は中々入れない場所に入ることができます。
大徳寺とかは時期を間違えると、入れない場所が多いので、
個人的には紅葉の前のこの時季おすすめです。
行ってきました。
薄々勘付いてはいたのですが、
私は京都有数の大伽藍!とか
世界遺産の○○!とかはあまり
好きではなくて、こじんまりとした
お寺の庭でぼぉっとできるところに
惹かれるようです。
有名どころは人が多いということも
ありますし、なんかこう大きすぎて、
私の手に負えないというのもあります。笑
大伽藍を擁する寺院で、足を踏み入れた時、
あぁここ私の苦手なやつ…
と思っていたのですが、帰ってきてから
思い返すのは東福寺の記憶がばかりで、
とても気に入ってしまいました。
東福寺は川が流れる渓谷の両側に
寺院が立ち並び、その間に紅葉名所と
して有名な廊下がはしっています。
紅葉の季節にはこの橋の下が一面紅く染まるということで、
あとひと月後には人で埋め尽くされているのが目に見えます。
この時期は雨のせいもあって人もまばらでした。
雨が苔をうつ音を聴くのもとても癒されます。
通天橋の先には秘密の空間のようなこじんまりとした
お庭がありました。
ここは東福寺を開いた方が祭られているとか。
こういう渓谷を渡った先にある、
隠された場所みたいなところを見ると、
頭の中で色々なお話が思い浮かびます。(所謂妄想。笑)
ずっとここで育てられた人がある日、
外に出してもらえて通天橋を渡っているところで、
月下橋を通りかかった人と目が合って・・・
みたいな。ラプンツェル的な何かが始まりそうな感じで。
他にも不思議な模様のお庭とか、色んな種類のお庭が見れて
とても楽しかったです。
京都駅からもあっという間に着きますので、
是非お時間がある時に立ち寄られてみてはいかがでしょうか。