花の香りと花の顔
こんにちは。荒重です。
部屋の窓から見える緑に白い花が色づく季節になりました。
外に顔を出すと金柑の花や百合の花、ジャスミンの花の匂い
がします。香水の匂いは頭痛がしてだめなのですが、
自然の花の香りをかぐのはとても好きです。
前に会社の人から頂いたジャスミンも早いものは、
元気よく花を咲かせ始めました。
ちなみに、一番好きな香りの花は藤、二番は金木星、三番は百合です。
藤の花といえば、関東圏だと栃木県の足利フラワーパークがおすすめです。
藤の花が滝のようにあたりを埋め尽くしていて、
ここは楽園か・・・と思う程、幸せな気持ちになります。
個人的に藤は白のものの方が匂いが強い気がして好きです。
不思議なのですが、こんなに花の香りは好きなのですが、
花自体は目の前にあると叫びたくなる程嫌いなんです・・・笑
花というか一輪花ですね、最たるものは百合と胡蝶蘭。
なんでしょう、顔があるって感じるんですよね。
話しかけてきそうで、切り花とかもなんだか生首のようで。
香取さんが山本さんの舞台の時に百合の花束をあげた
ってエピソードとても好きなのですが、
自分に置き換えると受け取れる自信がないですね・・
いや、香取さんに渡してもらえたら花恐怖症も治るかも・・笑
花恐怖症なのに、花の匂いが大好き。
高所恐怖症なのに、ジェットコスター大好き。
チーズ嫌いなのに、チーズケーキ大好き。
かなり矛盾している人間だと自分でも思います。
とりあえず、花恐怖症は直したいですね。
暑い日は新緑に癒されて。
こんにちは。荒重です。
暑い日が続いていますね・・・。
しかし、蝉が鳴いていないので、私の中ではまだ春です・・。
こんな暑い日は風通りのいい畳の部屋でごろごろしたいですね
写真は以前に行った京都の源光庵のものです。
すごく癒されそうな空間ですよね・・・。
でも、寝転がって見える天井は関ヶ原の折に落城した
伏見城の血で染まった天井があり、
マイクで叫ぶ近くの学校の運動会の声が聞こえて、
中々目で見ても、耳で聞いても賑やかなところでした。
(運動会の練習はたまたまですが)
個人的には落ち着ける静かなお寺でおすすめは「高桐院」です。
開門してすぐの時間は本当に誰もいないので、よかったです・・・。
お庭には加藤清正が運んできた手水鉢などがあったり楽しいです。
最近旅行に行っていないので、涼しくなったら、
またどこか行きたいなと思う今日この頃でした。
INTERN
こんにちは。荒重です。
最近お風呂に入って、ご飯を食べるとすぐに眠くなってしまいます・・。
それに、やらなければならない原稿があるのに、
他のお話を書いたり、こうしてブログを立ち上げたりしてしまいます。
平日のちょっと疲れた夜に、
「マイインターン」がおすすめです。
アンハサウェイが好きで、
これを見るまでは「プラダを着た悪魔」を狂ったように
見ていたのですが、最近はこれを見ています。
音楽がアコースティックギターなのがまたいいです。
アンハサウェイは個人的にアリスインワンダーランドの
白の女王の時が可愛くて大好きです。
今日もこれを見ながら、戦国武将の恋愛模様の原稿を
ぱちぱちキーボードを打って書いていきたいと思います。
ブックカバーのいろいろ
こんにちは。荒重です。
読書家!という程、本を読んでいるわけでもないのですが、
ブックカバーを買うのが好きで、
色んなタイプのものを集めています。
けれど、最近は本屋さんで貰えるブックカバーもお洒落なものが
多くなってきていて、その中でも好きなのが、
COREDO室町にあるタロー書房のブックカバーです。
さらに、出版社のものとは別にオリジナルの栞も挟まっています。
あとは、丸ビルにあるふたば書店のブックカバーも季節限定で好きです。
もっと身近なところだと有隣堂がカラーが選べていいですよね。
ブックカバーとは関係ないのですが、書店の本の分類の仕方で、
「著者別」と「出版社別」と書店によって違いますよね。
個人的には「著者別」の方がすぐに見つけられるので好きなのですが、
背表紙の見栄え的な問題が「出版社別」が多いのです。
どちらが好きな人が多いのでしょうか、
書店に足を運ぶ度に疑問に思っています。
Saul Leiter
こんにちは。荒重です。
月に1回は美術館へ足を運ぼうと決めているのですが、
先月は渋谷Bunkamuraで行われていた
「ソール・ライター展」に行ってきました。
Bunkauraはオーチャードホールにしか足を運んだことはないのですが、
見て回るにはちょうどいいサイズの美術館でした。
開場ちょうどに行ったせいか、人もそんなに多くはなく見やすかったです。
展示の半分はモノクロの写真なのですが、
個人的にはやはりカラーの写真の色の合わせかたがとても好きでした。
この展示会を知ったきっかけも、本屋さんでこの展示会のしおりがレジ前に
置いてあったからで、その時もその色の使い方に惹かれました。
展示を見ているとこの色はこの色とも合うんだ・・
と新しい発見もあって楽しかったです。
といっても展示会は残念ながらもう終わってしまっているのですが。
本屋さんにも写真集など置いてあるので、見かけた時はぜひ見てみてください。
展示終了まぎわの日だったので、品切れのものもありましたが、
好きな写真のポストカードが購入できました。
美術館に行くとどうしてもグッズを買いたくなってしまいますよね。
私だけでしょうか。
「花戦さ」まるで京都のお庭に来たような。
こんにちは。荒重です。
昨日の雨から一転、とても暑い日になりました。
昨日は山梨に行っていたのですが、夕方は七分袖でも寒い位。
そろそろ夏がじわじわと近づいてきたようで、夏嫌いの私は戦々恐々としています。
私の春から夏への転換点は、「蝉の鳴き声が聞こえたら」です。
なので、どんなに暑かろうとまだ春だ!と思っています。
こんな暑い日にお勧めしたい映画が「花戦さ」です。
(花僧である池坊専好が題材とした映画です)
鮮やかなピンクのポスターとは打って変わって、
どちらかというと自然色という印象の映画です。
春に京都に行った時に、人の声が聞こえず鳥の囀りだけが響く
新緑の庭を歩いている時のような、山を歩いているとふと川のせせらぎが聞こえた時のような、茶道をしている時に漂う静寂のような、
そんな癒される瞬間が一手に味わえる映画です。(前半は。)
静かにせせらぐ河原にふわりと美しい花が咲いて、
それを踏みつぶす人間がいて、
それでも時間をかけてまた芽を開く過程を紡ぐ映画でした。
ただのヒーリング映画だと思っていたら、途中から段々と仄暗い感じに
なっていきますので、のほほんとしたお話をイメージされると違うかもしれません。
静寂に響く足音から赤いマントを纏う姿から周りの緊張感から何から、
本当に好きなので、是非見ていただきたいです。
この映画の挿入歌を担当されているのが、久石譲さん。
これがまた映画の素朴さ美しさに拍車をかけています。
今回茶道の描写があるのですが、久石譲さんとお茶といえば、
私伊右衛門のCM、特に昔放送されていたお寺でお坊さんが
箒で掃いている姿が映るものが特に好きでそのCMを見たいがために
テレビにへばりついていたのを思い出します。
最近癒しが足りないなという方に是非おすすめです。